小説を語るならこれは外せない、現存する日本最古の長編小説(あるいはラノベ)。筆者はかの有名な紫式部。古典という言葉を見るだけで反吐が出るようなホモたちにも安心、さまざまな出版社から現代語訳・コミカライズがされているぞ。
でどんな小説なん? という話だが、わかりやすく言えば「平安時代版School Days」である。例えば「愛するお母さん(桐壺)にそっくりな義母(藤壺)にそっくりな10歳の少女(若紫)がいたから、誘拐して俺好みの女に育て上げて、大好きなお兄ちゃんと慕うようになった頃にぶち犯す」とか。ある意味誠よりやばい。ちなみにこの若紫(成長後は紫の上)、光源氏から最も愛されたのに二人の間には子供がいない(不妊?)。ので、光源氏がちょっと都から逃げた先で出会った明石の姫という女が産んだ光源氏の子を養子として育てることになる。NTRも完備とは隙がない。
これに限らず、当時の世間感覚で描かれたものなので色々とぶっ飛んでいてとても面白い。当時の時代感がよく伺える良い資料である。ぜひ一度読んでみてほしい。
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