この記事はビヨンドが来るまでに絵の勉強をしよう!?の派生記事(筆者別人)です。
人が違うと考え方が違うのでぜひ↑も読んでくれよな〜頼むよ〜


お勉強の前に

わざわざこんなwikiに来てお絵描きのお勉強をしにきた賢明で聡明なみなさんに、イラストを描いていく上での個人的だけれど大切なアドバイスをしておきます。

長いので折りたたみ

ここから始めるお絵描き

お絵描きの一連の流れ

では早速絵を描いていこう!!!!
と言われても、いや、まず何をすればいいのん? というホモもいるだろう。ということでまずは基本的なお絵描きの流れを見てイクゾ-。
各項目については後々詳しく解説していくのでひとまず流れだけ確認していきます。

1.構想
2.アタリ
3.ラフ
4.線画
5.色塗り
6.仕上げ

※画像準備中※

以上が基本的な流れになります。
あくまで基本なだけで、人によっては全然違う描き方をしている人もいるのであまり固執しなくても大丈夫です。

いやいやちょっと待ってくれよMy father、いきなりこんな色々言われても描けるわけないだろ!!!と、きっと今思ったことでしょう。
大丈夫だって安心しろよ〜ちゃんと順を追って解説していくからさ。まずはラフを描けるようになりましょう。

「デフォルメ」って一体なんぞや?

さて、ラフの前にお勉強していただくのは、デフォルメについてです。ファッ?!舐めスギィ!! そんなこと説明されなくてもわかるゾ〜という人たちもまずは落ち着いて聞いてほしい。デフォルメは結構難解な概念です。

デフォルメとは辞書的に言えば「変形」。本来は美術用語であり、自然の形からあえて崩す表現方法のことを指します。
しかし昨今、特にイラスト界隈に関しては「簡略化」あるいは「強調」の意で用いられることが多いです。前者は、表現の密度を減らしつつも一定の「形」をキープすること。人間を円と線だけで描いていますが、それが人間であることはわかりますよね。後者は、特に魅力に直結する部位を強調しそれ以外を削ぎ落とすことです。目を大きく描き、鼻や眉毛をただの線で描く一般的な美少女イラストはまさにこれですね。
注意すべきは、簡略化と強調は基本的に表裏一体であるということです。先ほど簡略化の例としてあげた棒人間も、言い方を変えれば最低限あれば人間として認識できる部分だけを「強調」して描いているに過ぎないです。その逆も然り。

...で、結局デフォルメってなんなの? という話ですが。まあとりあえず「現実的な表現の逆」と思っていただければ問題ないです。これは逆説的に
デフォルメが強いイラストならば無理に現実に寄せる必要はない
ということです。当たり前だろって? おい今お前ちょっとバカにしただろ? そこ座れ、いいから話を聞け。
いや本当に、これマジで全然理解してない人いるんですよ。めちゃくちゃ大事なことなのに。ていうかね、単に理解してないならまだしも理解してるはずなのに何故か無意識に現実の表現をデフォルメに当てはめてしまうことがあるんです。マジで怖いからみんなは気をつけようね!!!!!

さて、なぜここでデフォルメについて確認したのか。その意味を説明しましょう。
最たる理由はイラストにおいては特に、デフォルメが絵柄に直結するから。これに尽きます。これは実際に見ていただいた方が早いです。


(落書きだけど許し亭)
双方めちゃくちゃ極端に寄せた例です。
顔のパーツや身体のバランスなども大きく影響しますが、それ以前にこの絵柄の差は総じてデフォルメの程度にかなり左右されています。
したがって、描きたい絵柄によってデフォルメの具合を変えなければならないのです。これを理解せずに絵の勉強をすると、知識のパーツが噛み合わずいつまで経っても上手にならないことがあります。これはどういうことかというと、先述の「デフォルメ絵に現実を持ちだす」のがいい例です。
描きたいイラストがデフォルメが強いイラストなのに、学んでいることが現実に基づいたものばかりだと表現の方向性に矛盾が発生してしまいます。これは自分で気づくのがとても難しいです。なので最初に周知をしておきました。

なおこれからの解説では、基本的に現実の観察→デフォルメへと落とし込みという方式をとっていきます。解説を丸写しするのではなく生かす方法を模索しながら学んでいただければと思います。

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